映画でモテる問答集!

2013年10月28日

番外編その2「ポンギとナカノが俺にもっと輝けと囁いている。」

光無きこの世界を生きねばならない。

こんにちは、オノセタイチロウ★ミ(シューティングスターと読みます)です。
さっそくですが、今回は野外映画祭のレポを行った番外編「星空が俺にもっと輝けと囁いている。」に続く、番外編第2弾!

いつもの問答集はお休みして、東京国際映画祭太陽と星空のサーカスについてのレポを書くよ!
普段よりちょっとマジメな感じだけど、よろしくな!


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10月19日(土曜日)昼/曇り

渋谷カルチャーやギャル男界のシンボルとして、
我々の上で常に輝き、光で道を照らしてくれていたメンズエッグが遂に無期限休刊となった。
きっとそのせいだろう。この日はあいにくの曇り空だった。


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前回のおさらい。





同じくギャル男雑誌で有名なメンズナックルは、ホスト系の要素が強く
個人的には渋谷というより新宿という印象。

メンズエッグという渋谷ギャル男の象徴がなくなってからというもの…
光を失った世界は次第に、金なんてケツを拭く紙にもなりゃしないほどに荒廃していき、ギャル男は新たなる居場所を求め、渋谷以外の各地に散らばり新たなコミュニティを作っていった。


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“たまり場はオシャレなカフェだよ” 吉祥寺系ギャル男。
“広大な自然が俺たちを進化させた” 八王子系ギャル男。
“ふん、育ちの違いを見せてやるさ” 自由が丘系ギャル男。
“くらえ、コレがCOOL JAPANだ” 秋葉原系ギャル男。
“雷門のご加護があらんことを…。” 浅草系ギャル男。
“おばあちゃんの支持率ナンバー1” 巣鴨系ギャル男。

それぞれの勢力が衝突し合うのに、時間はかからなかった。
血で血を洗う、東京ギャル男戦争の勃発である。
果たして、渋谷-エルサレム-を奪還するのはどの勢力なのか!

とか妄想していたら六本木に着いた。


六本木。
この街では毎年10月に、アジア最大級の映画祭“東京国際映画祭”通称TIFF(Tokyo International Film Festival)が開催されます。
会場はTOHOシネマズ六本木ヒルズと、シネマート六本木の2つ。
ぼくのお目当ての作品はTOHOシネマズでの上映だったので、六本木ヒルズに向かうことに。


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ヒルズが映画色に染まっとる!





TOHOシネマズに向かう途中にはグリーンカーペットも!
記念撮影出来るよ!


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TIFFではレッドのカーペットではなくグリーンのカーペットを使用しています。目に優しいですね。





はい、会場であるTOHOシネマズに到着!


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ここで祭りが開催中。





ちなみにこういう映画祭はただ映画を流すだけではなく、裏側では世界中の映画バイヤー(映画配給マン)が集まって、それぞれの国の最新映画・ドラマ・アニメなどの権利を売買しています。
それを自分の国に持って帰って映画館で流すんですね。
映画祭は賞をあげたり取ったりするだけでなく、そういうビジネスの場でもあるわけです。
※そういうコンテンツマーケットの場は、普通は一般の人は入れません。

で、ですね。
今回ぼくが目当てにしていた映画はこれ!


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『ドリンキング・バディーズ』
(第26回東京国際映画祭 コンペティション部門 アジアン・プレミア上映)
原題:Drinking Buddies
製作:2013年 アメリカ
監督:ジョー・スワンバーグ
出演:オリヴィア・ワイルド(『トロン:レガシー』)、ジェイク・ジョンソン(『抱きたいカンケイ』)、アナ・ケンドリック(『50/50 フィフティ・フィフティ』)、ロン・リビングストン(『カレの嘘と彼女のヒミツ』)
配給:未定
上映時間:90分





予告編はこちら






あらすじ


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割りとよくある感じ。





お互い恋人がいる同士のビール工場で働く、同僚で悪友の男女。
その二人を通して「男女の友情って成立するの?」って描いている、よくあるタイプのお話です。

しかし、よくあるタイプでも面白い!
映画って総合芸術だから、話だけが武器ってもんじゃないですからね!
ストーリーではなく、役者の演技やテンポ、空気感で魅せる作品です。
展開読めるけど「おおっ!」ってなるような。

まさに自分がオチで「おおっ!」ってなって、「おおっ!」の余韻を残したままエンドロール。
その後に始まるのは、関係者を招いての作品に関するトーク&インタビュー!
『ドリンキング・バディーズ』は、プロデューサーを務めたアリシア・バン・クーバーリングさんがご登壇。


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こういうのは映画祭や舞台挨拶など、イベントならでは!





監督は残念ながら今回来れなかったのですが、代わりにプロデューサーから撮影現場の裏話を色々聞けました。
なんとこの作品、元々「二組のカップルが仲良くなる」っていう、たった一行の企画から始まったものらしく、
“脚本ほぼなし!役者と話してどう撮るかを決め、役者に自由にやってもらった!”とのこと。
そりゃストーリーよりも役者の生き生きとした感じが光る作品に仕上がるわーと納得。


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そしてこの作品、めっちゃビールが出てくるんですが、現場は「いつでも飲んでいいよ」ということでほろ酔いになりながら撮影してたんですって。





身も蓋もないけど、このジョー・スワンバーグ監督って超無名なんですよ。
だからこそこういう場で、どういう撮影をする人なのかとか知れたのが非常に良かったですねー!
映画祭って、ほんと映画好きにはたまらないイベントです!


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で、この『ドリンキング・バディーズ』、まだ日本で一般上映されるかどうかは未定なんです。
TIFFでも上映が終わってしまったので、最悪今後日本で観ることは出来ないかもです。
そういった“ここでしか観れない(かもしれない)”良い作品って、映画祭ではごろごろ転がっています。
残念ながらこの記事が掲載される頃には今年のTIFFは終わっていますが、興味がある方は来年にでも、素敵な映画を発掘しに映画祭に足を運んでみたらいかがでしょうか?

そういえば去年、ミニシアター映画ながら異例の大ヒットを記録した


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『最強のふたり』





この作品も最初は、一昨年のTIFFで上映されてたんですよ。
めちゃくちゃ観たかったんだけどチケット取れなくて、日本で一般上映になるまで結果1年待つ羽目になったよ…!
ていうか一昨年のTIFFで、他にもチケ取れなくて、そして結局未だに日本で一般上映されてないやつだっていくつもあるんだ…!
こんな後悔したくない人は、早めに作品チェック・チケット購入をしましょうね!

第26回東京国際映画祭




10月19日(土曜日)夕方/曇り

TIFFを満喫して、六本木をあとに。

そういえば最近ぼく「★ミ」がだいぶ定着してきたようで、たまにリアルで「あ、シューティングスター」とか呼ばれるんですがね…
こっちは割と恥ずかしいんですよ!
なんだよシューティングスターって!
なんで俺は軽はずみにこんなペンネームを付けてしまったんだ!
ていうかこれペンネームだからね!
モノ書いてないときはシューティングスターじゃないからね!
ライターとしての仮面だよバカ野郎!
普段は割とマジメだよ!
あと正式には「オノセタイチロウ★ミ(シューティングスターと読みます)」だからな!
(と読みます)までがペンネームだからな!
あと最近思うんだけど「★ミ」←これって、シューティングスターじゃなくてライジングスターじゃね?
昇ってね?
「オノセタイチロウ★ミ(ライジングスターと読みます)」じゃね?
「★彡」←こっちがシューティングスターじゃね?
てかここ超文字数無駄にしてね?

とか考えてたら中野に着いた。


中野。
中野ブロードウェイを始めとし、サブカル的な空気を色濃く残しながらここ最近では学生街としても発展している街である。
そんな中野の新たな名所、四季の森公園で金・土・日の三日間、“太陽と星空のサーカス”というイベントが行われ、そこで「テント内にスクリーンを作り短編映画を上映する」との情報を聞きつけ、中日の夕方に遊びに行きました。


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ここから、同行した友人がちゃんとしたカメラで撮ってくれた良い写真になります。





「大人も子供も同じ目線になって、一緒に楽しめる世界」がテーマのこのイベント。
一歩踏み入れてまず感じるのは“ゆるさ”。
先ほどまでのTIFFのようなカッチリしたものではなく、良い意味でラフでふらっと散歩の途中に気軽に立ち寄れるようなちょうどいい規模と空気。
近代的な建物に囲まれているのではなく、色々な屋台からいい匂いが漂う秋風の中が、この“太陽と星空のサーカス”の会場です。


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映画以外にも、色々なお店が出展されていて、それぞれの醸し出す雰囲気が“非日常”な世界をばっちり演出しています。





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そんな空気に当てられ、普段なら「こんなのただの石ころじゃねーか!」と思うところも、ロマンチックな気がしてきます。





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映画以外にも、手作りの雑貨や小物、オーガニックフードなどに溢れ、過去の「映画でモテる問答集」史上一番モテそうなお洒落空間。





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さて、お待ちかねのテント映画館。“太陽と星空のシアター”です。





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テントの奥にスクリーンを立て、そこに映像を投影。





映画泥棒になってしまうので今回も上映中の写真は無し。
上映は1時間に1回。短編作品を15分ほど。
ラインナップは、シカゴ映画祭への出品が決まっているオリジナル短編アニメーション『太陽と星空のサーカス』や、なんとあのアカデミー短編アニメ賞を受賞した『つみきのいえ』も!


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「観たことない人は今すぐ観ろよ!」レベルの超名作短編アニメーション。





他にも、実験的…というと難しく聞こえますが、
感覚としてはピタゴラスイッチのような「え、これどうやって撮影してるんだろ!?」って子供も大人も好奇心を抱かせるような短編映像作品の上映がありました。

案の定上映中、小さい女の子が「ママ、あれどうなってるの!?」って聞いたり、
扉もないから風だって吹き込んでくるし、カーペットが敷いてあってもゴツゴツして座り心地はお世辞にも良いとは言えない環境です。

でも、そんな小さな女の子と同じように、理屈じゃない驚きで「へー、これすごいなー!」って楽しめる。
ちょっとした手品でびっくりしていた子供のころに戻ったような感覚。ごくシンプルな喜び。


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この“太陽と星空のサーカス”は、テントで観る映画もひとつの目玉ではあるんですが、決してそれがメインではないんですよ。
映画なんて全然普段興味ない人も、たまたま立ち止まって観ていったり。
でもみんな楽しそうで。

ここには有名な俳優も、知る人ぞ知るマニアックな監督も、スターが歩くカーペットもないけど。
でも、それぞれ思い思いに音楽を聴き、ごはんを食べ、お酒を飲んで、映画を観て笑顔になって、すごく素敵な空間でした。


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もちろんカッチリとした映画祭も好きだし、でもこういう場所で“映画を楽しむ原点”に立ち返るっていうのも、とても貴重な経験です。
「映画はたまに観るくらい」という人はもちろんですが、
「最近映画館でしか映画観てないなー。」という人にもオススメしたいイベントですねー。
あとこのイベント、マジでお洒落でモテそうな気がするよ!
この空間にいる人すべて“お洒落男子”と“お洒落女子”に見えるという魔法!

太陽と星空のサーカスは、色々な場所でコンスタントに開催されているので、興味ある人はこまめにチェックをしてみてください!

太陽と星空のサーカス




以上、レポっす。

と、まったく真逆なタイプのイベントにお邪魔して、映画まみれの濃い日を過ごしてきました。
人の数だけ作品と、そして色々なイベントもあります。
映画が大好きな人も、ちょっとだけ好きな人も、それぞれに合うイベントもきっとあると思うんでお散歩がてら探しに行ってみては如何でしょうか!?

このまま「映画って本当にいいものですね」とか偉人の名言をなんとなく引用して終わるのもアレなんで…
翌・日曜日も「太陽と星空のサーカス行くかー!」と意気込んでいながらも、雨天中止になり途方にくれながら食べに行ったラーメンの画像でも見てお別れです!
じゃあな!


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ドロドロ豚骨の雄「じゃぐら」の濃厚豚骨味噌ラーメン。ドロドロうまし。




posted by オノセタイチロウ★ミ at 10:47| Comment(0) | 第1回〜第25回
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