映画でモテる問答集!

2013年08月26日

第12回「駆逐してやる!俺こそがラブイェーガー(恋狩人)!」

暑かった夏も、もう終わり。

どうもこんにちは。
オノセタイチロウ★ミ(シューティングスターと読みます)です。

30℃越えが普通だった2013年夏。
「夏はやっぱ熱くないとな!」という熱血夏ボーイのぼくでさえも流石に「今年の暑さはやばい…」と思うほどの猛暑でした。
そんな夏ももうそろそろ終わりです。
どうせ9月入ってもまだまだ暑いんでしょうけど、でも“8月が終わってしまう”というのはどうしても寂しい気持ちになってしまいます。

ていうか今気づいたんですけど、今回が連載開始してちょうど半年目だ!
どうなの?みんな。モテてる?

※「映画でモテる問答集!〜シネマが俺に輝けと囁いている〜」とは―
モテない君たちのために、伊達ワルギャル男シネマライター・オノセさんが映画デートの際に彼女が聞いてきそうな作品に対する質問をまとめ一問一答の想定問答集とした(たぶん)映画業界初のHow to モテ記事です。
これで映画デートは完璧だ!がんばれチェリーボーイズ!


この半年を振り返って、自分が思うのは「たまには攻めていかなきゃダメだ!」ということですね。
これまで(途中まで)割りと「こういう女子とのデートにはこの映画!」っていう女の子側に寄せた映画チョイスだったじゃないですか。
これではいかん。
「俺はこれが好きなんだ!黙って俺について来い!」みたいなちょっと強引な攻めの姿勢も必要です。自分のこともアピールしないとね!

この暑かった夏の終わりが、恋の始まりになるように…
夏の最後、男らしさを存分にアピールして、気になる女の子のアソコというアソコをゲリラ豪雨にさせられるような作品を今回紹介するぜ!




そんなこんなで今回は『パシフィック・リム』でございます!

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製作:2013年 アメリカ
原題:『Pacific Rim』
監督:ギレルモ・デル・トロ(『パンズ・ラビリンス』、『ヘルボーイ』シリーズ)
出演:チャーリー・ハナム(『コールド マウンテン』)菊池凜子(『バベル』)
配給:ワーナー・ブラザース
上映時間:132分
上映方式:2D/3D/IMAX 3D


大ヒット上映中! 3D/2D同時上映|映画『パシフィック・リム』公式サイト

*** 8/9(金)より上映中! ***



予告編はこちら。


話題の吹き替え版の予告はこちらからどうぞ。


あらすじ




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大人のプロレス(怪獣)。



近年、怪獣映画が非常に少なくなり、ロボット物もエヴァとかマクロスとか機体の小さなリアル系ロボットばかり。
そんな中すごく久しぶりに現れた“超ド級”サイズのロボと怪獣!
ガンダムの約5倍!サイコガンダムの倍以上ビルよりデカいヤツらの超絶バトル!

殴る!殴られる!ビル壊す!全部壊す!必殺技も叫ぶ!そして爆発!
遂に執り行われた、ロボと怪獣の血みどろマリアージュ!
「もうこれだけでいい!!」と言わしめる大・大・大迫力!

2013年。
今ここに、昭和生まれボーイズたちの心を震わす夢の映画が誕生した―




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それでは問答集

問)つまり、どういうストーリーなの?
答)特にないよ。

補足:特にないよ。




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画像も特にないよ。











問)じゃあ、どこが見どころなの?
答)“男のロマン”…かな。

補足:まず、この画像を見てください。




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SNKの往年の名作「キング・オブ・ザ・モンスターズ」。



見てわかる通りモンスター同士が戦う、夢のような怪獣プロレスのゲームです。
確か「誰がこの世界を支配するモンスターか決めようぜ!」みたいな感じで戦ってるんですが、そんな取ってつけたようなストーリーなんてどうでもいいんです!

大事なのは
“巨大モンスターたちが街をぶっ壊しながらプロレスをする”
ってところだよ!

戦う理由が「怪獣が襲ってきたから戦わなきゃ!」に変わっただけで、『パシフィック・リム』もこんな感じです。
ていうか怪獣が急に現れた理由も「なんか、怪獣の世界と繋がる穴が太平洋の底に出来ちゃった!」ってだけで、その原因とかもわかんねーんだよ!
ていうかやっぱり、そんなことどうでもいいんだよ!!!!




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デッカいロボが並んでる!それだけでもういいじゃない!!!!











問)ストーリーは大してないのに“大人の”ってどういうこと?
答)味付けの部分だぜ!

補足:ストーリーなんて本当にどうでもいいんですよ。
濃厚なラブストーリーも、実は隠されている敵側の苦悩とかも、一切ないです。
「そんなん描く時間があるなら、その分怪獣とロボット戦わせようぜ!」みたいな、ある意味超硬派な姿勢です。

本当ね、誰もがやったであろう“ガンプラとゴジラのフィギュアを両手に持って「ガッシャーン!ドドドドド!」って自分で戦わせていた、あの遊び”の映画化だよ!
120億かけて、小学生男子の夢を現実にしたんだよ!
しかし、味付けの部分がちょっと大人。




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メニュー自体はお子様に大人気なカレーなんだけど、味は超刺激的みたいな?



根本は「よし、ロボで怪獣倒そう!」なんですが…

この世界、10年以上前から怪獣が襲ってきてるんですよ。
主人公は既にパイロットなんですが、過去に一度大きな失敗をし引退した身。
でも世界が滅亡の危機に瀕したときに「死ぬときゃ、コックピットの中がいい」みたいに再び立ち上がるところから始まるんです。

堕ちた元英雄が、また戦場に戻ってくる!!!!!
これだ!!!!!
いい歳した大人になった今、一番自己投影しやすく燃えるシチュエーションじゃないですか!!!!!
単なる俺の趣味かもしれないけどね!!!!!!!!




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堕ちた元英雄(チャーリー・ハナム)と、そのパートナー(菊池凜子)。ロボットは2人のパイロットが精神を“シンクロ”させて操縦する。











問)予告とか画像を見たんだけど、なんか全体的に暗いね?
答)それも“大人の”な部分だぜ!

補足:例えば…誰もが子供の頃に一度は見て、紅白帽であのゴッコ遊びをしたことがあるであろう、超名作特撮番組「ウルトラマン」の戦闘シーン。




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青空の下で戦ってます。



なんか健全ですね。
この後、ウルトラマンはゼットンにカラータイマーを破壊され、当のゼットンは科学特捜隊から無重力弾を撃ち込まれ爆死というとてつもない結末を感じさせないほど、のどかです。
怪獣は不気味な感じはあっても、大抵は「こいつ変なのー!」くらいのもんで、本気でビビったりはしません。

で、『パシフィック・リム』はというと…




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暗い!怖い!



無機質なコクピットや基地、外に出ても夜だったり雨だったり曇ってたりと、全編暗ーい映像。
それが「こりゃ人類ヤバイな」という壊れかけの世界・終末感をもうビンビンに感じさせます!

そして冒頭に書いた通り、久しぶりの超巨大サイズ・ウルトラマンの倍の80メートル級越えの怪獣が最新技術で描かれ、闇の中襲いかかってくるんですよ。




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しかも、キモい!



もう、ほんと大迫力です!
子供が観たら泣くんじゃねーかっていうくらい。
ぼくの思い出の公民館で流したりしたら、たぶん何人かショック死するよ。
おじいちゃん、万歳したまま立ち往生だよ。

『パシフィック・リム』はパニック映画というジャンルではないですけど、でも世界が滅びる寸前の絶望的状況で未知の化け物が襲いかかってくるというパニックと恐ろしさは十分“体感”出来ます。
  からの〜!
「そんな世界を救うために立ち上がった俺!?」
「やばくね!?マジたぎるわぁ!!」
という高揚感も味わえます。




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大人向けなんだけど必殺技の名前叫んだりするとこがまた熱い。



なんか、この映画いっぱい観すぎたら頭に血が上り過ぎてバカになるか、もしくは死んでしまう気がする。
絶対子供にはよろしくない。
そんな、かつて子供だった大人のための怪獣プロレス。










問)監督ってどんな人?
答)ガチオタ。




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『パシフィック・リム』でハリウッドデビューした芦田愛菜ちゃんと。



ギレルモ・デル・トロ監督。(通称:トトロ)
アカデミー賞3部門受賞のダークファンタジーの傑作『パンズ・ラビリンス』を始めとし、様々な有名作品に色々な形で関わってきた素晴らしき映画人。
でも、こうして見るとただのロリコン白人デブオタクにしか見えないですねー。失礼ながら。

ロリコンかどうかはわかりませんが、オタクなことには間違いないです。しかもガチ。
好きな場所は中野ブロードウェイ。小さい頃から日本のロボットアニメと特撮番組を見て育ち、今や自宅の他に怪獣フィギュアコレクション用の家を2つ持っているという、骨の髄からオタクみたいな人。




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今回、ゲーム「メタルギア」シリーズなどでデザインをされてる新川洋司さんを直々に指名し、ポスター書いてもらったりもしてます。



プロモーションのために来日し、様々なメディアでアキバやらお台場ガンダムやら見に行ったときも興奮して誰よりも早足で回りみんなを置いていくという、らしい姿も披露してました。
ていうか、ガンダムを拝んでたからね!

ちなみに作中に出てくる怪獣。
監督の日本特撮映画への敬愛を込めてそのまま“Kaiju”という名称で呼ばれています。










問)これって、エヴァのパクリなの?
答)パクリじゃないよ!

補足:一部でそう言われているようですが…
ロボットを操作するのは心を“シンクロ”させた2人組のパイロット、っていう設定だからそう思われるんでしょうね。




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ぼくはむしろ、庵野監督のエヴァのもっと前の「トップをねらえ」っぽさを感じました。



監督が↑に書いたような、幼少期から日本のアニメ・特撮に影響を受けてる人だから、どっかしら「あのアニメに似てる!」とか出てきても、ある意味当然だと思います。
似ているアニメや特撮は、ギレルモ監督にとっての創造の源であり師匠ですもの。
母の味を、いつの間にか娘も受け継いでるっていうアレと同じですね。

ていうか設定や単語に被る部分はあっても、
ストーリー(ほぼ)ないんだからパクリもなにもないって!!!!!

余談ですが、ぼくがストーリーや空気感に関して「っぽいなー!」と強く強く感じたのは




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「マブラヴ オルタネイティヴ」でした。



ギレルモ監督…あなた、絶対マブラヴ好きでしょ?
いつかどこか(中野辺り)で監督とお会いする機会があったら、聞いてみたいですね。マジで。










問)映画ランキングで初登場6位だし、あんまりこの作品盛り上がってなくない?
答)そんなことねーよ!!!!!!!!!!

補足:Twitterとかでも毎日すげー盛り上がってんだぞ!!!!!!
一番盛り上がっとるわ!!!!!!!!
もしかしたら、俺がフォローしてる人だけかも…しんないけどさ…。




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あ、Twitterやってます。よかったら見てやってください。ビールとラーメンの話多いですが。



Twitterで盛り上がるっていうのも、観た後に語れる・語りたくなっちゃう作品だからこそ。
「あのシーンってあの特撮の影響受けてるんじゃね?」とか「ぼくのかんがえたさいきょうのロボット」を妄想し合ったり。
男なら誰だって心に秘めている内なる小学3年生を解放させてくれる!!

それは全世界共通で、海外でも「こんなすごいもん見せられて、黙っていられねーぜ!」とばかりに、ファンが立ち上がってこんなの作りやがった!!



※公式との比較版もあるよ!
右向き三角1 Pacific Rim trailer - sweded side by side comparison - YouTube


いい歳した大人たちが、お手製スーツを身にまとい、効果音を自分の口で出し、フィットネスマシンを駆使する姿はバカバカしくも微笑ましい。まさしく永遠の小学生男子!




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男の一番の夢は、いい女と結婚するでも社長になるでもなく、ロボットを動かすことです!











問)『パシフィック・リム』面白かったね!でも、何も考えずに楽しめたけど、単純で子供っぽくない?
答)なんだとぉ!?

補足:秋になったらどうせ「芸術の秋だから」つって、どうせミニシアター系映画デートとかすんだからいいんだよ!!
そんな、いちいちうるさい女は




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唇ふさいで黙らせてやれ!!!



「わー!ロボでけー!怪獣でけー!すげー!」と存分にやんちゃな男の子っぷりを見せつけ「あらあら、結構可愛いところもあるのね」と思わせた後の
「ズキュウウゥン!」で、予期せぬワイルドな男らしい強襲攻撃!
これぞ恋のギャップ二連撃!!!!

あとは押して押して押しまくれ!
女性は男の押しに弱い!って雑誌とかに書いてあるし!!










これで、この夏最後の映画デートもばっちりだ!
観終わったあとテンション上がって「あの怪獣すごかった!かっこよかった!」って話ばっかし過ぎて、彼女がムッてなったときは
「でも、その中でも君が一番さ。」ってちゃんとフォローすること。
“女なんて全然わっかんねー!男にとっちゃいつまで経っても怪獣みたいなもんだ!”とか心の中で思ってても絶対口から出さないこと!いいな!




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女性は魔物だとよく言いますからね。ぼくはそんなこと一切思ってませんけど!!!



最後にですが、この映画は全世界だと既に興行収入3億4000万ドルを軽々と突破。
その内50%は3Dでの鑑賞で、これは今年の3D映画の最高記録。
「3Dはいい加減もういいよ」という声が少なくない昨今、これはすごいこと!
それだけ3D向けな作品!
観に行くなら3D!お近くにあるならIMAX 3Dで鑑賞するのがいいですよ!
ではな!










問)オノセさんは、どんなひと夏のアバンチュールを楽しみましたか?
答)まったく何もありませんでした!!!!!!




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posted by オノセタイチロウ★ミ at 11:18| Comment(0) | 第1回〜第25回
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