映画でモテる問答集!

2013年03月12日

第2回「やれやれ、また“俺”をお前の心に刻んでしまったぜ……。」

また来たよ、この訳わかんねーバカ映画記事!

2週間振りのこんにちは。
オノセタイチロウ★ミ(オノセタイチロウシューティングスター)で御座います。
前回の連載1回目の記事が、友人を含め多くの方にイイネやツイートして頂けて、本当に嬉しい限りです。皆さんありがとうございます。
「あ、俺駅のホームから落っこちたあの時に死なないでいて良かった。」って思っちゃいましたもん。
まだまだ駆け出しのペーペーで、しかも若干迷子ですが、これからもよろしくお願いします。




以下、テンプレでーす!

クラブやカフェや通勤電車、トースト咥えて走る通学路。
様々な出会いの環境、恋の花咲く瞬間がありふれているこの世界なのに……
キノコしか育たないようなジメジメ陰鬱とした室内で、こんなバカみたいな映画記事を読んでるあなた方なんてきっとモテない非リア充なんだろうと、よく気がつく俺は察してます。みなまで言うなよ。

でも、そんな読者の皆さんもいつかは
本屋で本を取ろうとしたとき隣にいた女の子と手が重なって「あっ」みたいな感じで運命の出会いを果たし、恋に落ちる日が来るだろうと思います。
そして仲良くなって、ふつう映画館デートの約束をするわけじゃん?
「この映画面白いのかな?どうかなー?」とか、そんな話もするわけですよ!

その日のために!
メンズエッグとメンズナックルと「君に届け」が愛読書の俺が、非モテであろうおまえら読者さまのために書きます!
(たぶん)映画業界初の、ハウツーモテ記事を!
これを読めば彼女が映画デートの際に聞いてくるであろう質問に対応出来る!
そして彼女は『すごーい!まるでオノセさんみたいに博識でインテリで、それに思慮深く優しく気配りできて紳士でユーモラスでかっこよくて健康的で料理男子でちょっと影があってミステリアスで頼りがいがあって男らしくて爽やかでクールで博識でインテリで素敵!だいすき!』ってなるわけだ!
二人の恋が上手くいくわけよ!
最高じゃん!


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鑑賞後、おまえはこうなる!




そんなこんなで今回は『横道世之介』で御座います!

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製作:2012年 日本映画
監督:沖田修一(『南極料理人』、『キツツキと雨』など)
主演:高良健吾(『ソラニン』、『白夜行(映画版)』など)、吉高由里子(『僕等がいた』、『紀子の食卓』など)
配給:ショウゲート
上映時間:160分



*** 2/23(土)より新宿ピカデリー他、全国で絶賛上映中! ***




予告編はこちら




あらすじ




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世之介くんはダサ可愛い。



ほれ、見てみい。
すんごいダサいでしょ。
いちいち説明しなくてもわかるダサさっしょ。
でも、この世之介くんがもう本当にキュートなんだべなあ。
このダサさとキュートさが、もう“絶妙”。
早くも2013年のベストダサ可愛イストだね。しかも、ユニバースレベル。
この絶妙なダサ可愛さはナポレオン・ダイナマイトをも凌ぐ!




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中央のナポレオンくんを筆頭に、ペドロくん・デビーちゃんも揃い踏み。



詳しくは『バス男(原題:Napoleon Dynamite)』を観てね♪TSUTAYAにあるよ♪
全然ストーリー関係ないのに、一時のブームに乗ろうとしてこんな酷い邦題つけた大人なんて本当に、毎朝出勤準備してるときに足の小指のタンスにぶつけてのた打ち回ればいいのに




はい、それは置いておいて問答集いくよ!

問)この映画のタイトルって、主人公の名前から取ってるの?
答)イエス!横道世之介ちゃん!




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思い出の片隅の真ん中でいつも笑ってる彼は、太陽とサンバが似合う伊達男でした。



補足:映画のタイトルでもある、横道世之介くんが本作の主人公。
舞台は1987年―バブル時代の日本。大学入学のために長崎県から上京してきた世之介くん。
彼と周囲の人たちが過ごす1年間が主軸なのですが、これがまた宇宙人も攻めてこないし、隕石も落ちてこないし、ドラマチックな大事件は何も起こらんのですよ!でも、事件はなくても笑えてほっとして、そして愛おしく懐かしい日々。
そして途中で何度か入る現代の描写。“あの頃”から20年以上が経って、当時世之介と過ごした友人や恋人がふと「あ、そういえば世之介って奴いたよな」と思い出して、笑顔になれる。
「世之介は今、何してるのかな?」




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そういえば、学生時代になんか変な名前の変なヤツいたよな……。



要は、ただ大学時代の日常(とそれを思い返す現在)を描いた作品です。
身も蓋もなく言ってしまえばキャラ物だよキャラ物!
タイトルが主人公の名前ってだけでわかる通り!
でも、名前がタイトルの名作って『アメリ』や『フォレストガンプ』や『宇宙人ポール』など有りますが、どれもまず第一にそのキャラクターに魅力があるから成立するもので。

『横道世之介』は、ロボなコップに改造されるわけでもなくインディーのジョーンズばり冒険するわけでもなく、それでも成立している。
それは横道世之介というキャラクターが愛すべき存在であるからこそ。

そして、名前がタイトルになっていながらも、この映画は世之介の主観で進む話ではありません。
世之介と友達、世之介と恋人、世之介と誰か。
世之介がいる風景を、他の登場人物たちと共有して、まるで自分にも“横道世之介”というちょっと変わった面白い友達がいたような感覚に陥ってしまいます。
実際登場人物のセリフにありますが「あいつに会っただけで、人生得してる」。そう思えるくらい魅力的なキャラクターで、同じく『横道世之介』を観た人だけに「ねえねえ、聞いた?世之介ってさぁ!」って内緒話をしたくなる。そんな素敵な映画体験です。




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どことなく「よつばと」に似てるかも?











問)世之介くんって、そんなにいいキャラしてるの?
答)いいキャラしてるよ!してるんだよ!

補足:いっつも全力、汗びしょびしょ。いつでもどこでも楽しんでて、どこかで誰かが困っていれば行って力になってあげる。一緒にいたら笑顔になれて、まるで子犬みたいな可愛い奴。




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好奇心で混ぜてみましたが、やはり明らかに爽やかさが足りないナポレオンくん。










問)監督はどんな人かな?
答)沖田修一監督だぜ!

補足:代表作は『南極料理人』、『キツツキと雨』。
ぼく自身、どちらも好きな映画です。




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ちなみに高良くん(←)は沖田監督(→)作品に出るのはこれで4度目という常連さん!



手がけた作品全部観たわけではないんですが、オフビートなゆるゆる感が持ち味の監督という印象です。沖田作品は絶妙な間や掛け合いで、観たあと心がほっこりするんです。




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『キツツキと雨』ではあの名優・役所広司氏が(たぶん)初めてゾンビを演じています。


田舎のおばちゃんたちが竹槍訓練するシーンでぼくはいつも泣きます。











問)原作者の吉田修一さんってどんな人?
答)『悪人』の人だよ!




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補足:『横道世之介』や『悪人』以外にも、『パレード』や『7月24日通り』など他にも映像化されており、その数なんと8作品!(ドラマ化も含む)
あの、あとがきが面白い作家として定評のある乙一さんの映像化が9作品と、僅差!
ふむ。すげえ人だよ吉田さん!

ちなみにぼくは映画『悪人』を観た時、「世の中なんてどうしようもなく、唯一の救いは深津絵里さんが可愛いってことだけだ……!」と強く思い知らされ、軽く深津さん以外の人間不信に陥りました。




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余談ですが、ぼくが初めて深津さんを見たのが1996年のドラマ「透明人間」(あのSMAPの慎吾ちゃんが毎回毎回飽きもせずすっぽんぽんになるヤツ)。
そこで、全裸の慎吾ちゃんに対しいっつもトゲトゲしてる女上司を演じていた深津さんを見て、幼少期のぼくは「おっかねえお姉さんだなぁ……。」と思い、そのまま深津さん=怖いお姉さんの図式が出来上がってしまったんです。が、その後『悪人』もそうだし『ステキな金縛り』もそうだし、可愛いじゃないの!怖いお姉さんの反動の分余計可愛く思えてしまってほんともう俺気持ち悪いからこの辺でやめときます











問)どんな登場人物がいるの?
答)世之介(高良くん)と祥子(吉高ちゃん)を始めとし、良い味してる人がいっぱい!

補足:さあ、ちゃっちゃと紹介しましょうか!




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倉持くん⇒世之介と同じく法政大学の新入生。ちょっとうるせえ奴。
高校時代、女子とあまり親密になれなかったから大学デビューを狙う。
関係ないけど東大は入学式が武道館って知ってたけど(ラブひな知識)、法政もなのね。





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阿久津さん⇒同じく法政大学新入生。入学式、大学デビューの倉持のバカに泣かされる。
女子の気合入れたメイクを笑い飛ばすなんて!伊達ワルの風上にも置けねえ!
阿久津さんの「新しい人間になりたいって、そう思ったんじゃない」は名言。





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千春さん⇒かっぺ・世之介の憧れの人。
ディスコのパーティで男をはべらかし遊びまくるパーティーガール(死語)。
ある意味、一番時代を感じる人。





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加藤ちゃん⇒クールな人。「やれやれだぜ」とかいうセリフが似合いそう。言わないけど。
たまたま目があっただけなのに、強引に世之介のコイバナに付き合わされ友達に。
性格真逆だけど、一緒に自動車学校に通ったり、家に入り浸たられたりすごく懐かれる。





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ナポレオンくん⇒本名、ナポレオン・ダイナマイト。
ジャガイモで有名なアイダホ在住のイモ高校生。
特技は絵を描くこと。※『横道世之介』には出てきません。





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祥子ちゃん⇒人を振り回し気味な世之介が、唯一振り回される天然お嬢さま。
主語は「わたくし」、語尾は「ですのよ」というハイレベルなお嬢様。
世之介と祥子ちゃんのカップルっぷりが本当に愛おしくて可愛らしい!





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世之介くん⇒説明不要のみんなのアイドル!ただただひたすら可愛らしい!
名前の由来は“理想の生き方を追い求めた男”好色一代男の主人公から。
自転車漕げば汗びしょびしょ、ご飯食べても汚らしい!でも可愛い!





沖田監督は「この作品は人との出会いで、人生が変わっていくことを描いた映画」と仰っています。
↑でも書きましたが、1987年の青春時代と現実である現代を行き来しながら、登場人物は「あ、あんな奴いたよな。」とふと思い出す。いっつも笑ってたあいつを。
この映画を観て、自分も“世之介”という友達が昔いたような気がして、愛おしくて胸がきゅっと締め付けられるような感覚になります。
なにが言いたいかっていうと、結局世之介ちゃん可愛いんだよ!!!!
んもう世之介くんチュッチュ!!!!




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おまえみたいな太陽になら、俺のイカロス翼……溶かされちまっても構わないぜ……。











問)……良い映画だったけど、あんた観終わってからずっと世之介世之介って、ホモなんじゃないの!?
答)ばっ、ばか!ちげーよ!




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補足:ケンカしないの、もー!










問)せっかく、今日誘ってくれて嬉しくて……お洒落もしてきたのに。私のことも見てよ!
答)……ごめん。俺、おまえの気持ちに気づいてなかったよ……。俺……俺……!

補足:ここが……勝負の瞬間<とき>だっ……!




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これ以上は、何をすればいいかわかるだろう……?
なに、童貞だからわからない?
あれだよ……「キ」から始まる2文字の……あれだよ。
ばか!言わせんなよ、恥ずかしい……!




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この記事を活かして、恋がんばれよ!
『横道世之介』デートが上手くいったら感謝しろよ!
もしフラレたら帰りにTSUTAYAで『Napoleon Dynamite(邦題:バス男)』を借りて一人で観るんだ!




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ほんと、こんな邦題をつけた大人なんて前髪をむしられてしまえばいいんだ

そんなこんなで、また次回もお会いしましょう!










問)オノセさんは思い出したい過去、戻りたい過去はありますか?
答)キミといる、この一瞬がぼくのすべてさ!




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posted by オノセタイチロウ★ミ at 10:21| Comment(0) | 第1回〜第25回
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